【政治】町村派の中山成彬氏、苦境にあえぐ首相の足元を見透かし「人事に踏み切ればどうなるかぐらいは首相も分かるだろう」と言い放つ

擬古牛φ ★

★麻生首相、賭けに敗れ孤立＝解散主導険しく－党人事断念

　麻生太郎首相が政権立て直しの起死回生策として狙った自民党役員人事は１日、
党内の猛反発を受けて結局見送られた。内閣支持率が急落した中での人事をめぐる迷走は、
「麻生降ろし」の動きを勢いづかせたばかりか、首相支持勢力との間に深刻な亀裂も生じさせる結果となった。
政権基盤は根底からぐらついており、首相が衆院解散を主導できるか不安視する声も出ている。

　「党役員人事をやると言ったことはない。（マスコミが）勝手につくったものだ」。
首相は１日夜、人事見送りについて記者団がただしたのに対し、こう強がってみせた。
これに先立ち首相は、激励のため首相官邸を訪れた自民党の武田良太衆院議員に、
自らの手で解散に踏み切る意欲を重ねて示したという。

　しかし、人事断行で反転攻勢に出ようとした首相の賭けは、当初から勝算の見込みが薄いものだった。
津島派の津島雄二会長、伊吹派の伊吹文明会長ら各派領袖クラスが、混乱拡大を懸念して
人事阻止で足並みをそろえたのに加え、最大派閥・町村派の実力者で麻生政権「生みの親」でもある
森喜朗元首相が、同派の細田博之幹事長交代に強く反対したためだ。

　「（党執行部は）これまで政局より政策だと一生懸命やってきたメンバーじゃないか。
選挙をやるなら、そのメンバーで国民に訴えるべきだ」。
先月３０日夜、都内のホテルで首相と向き合った森氏はこう言って、党人事の見送りを要求。
「その（政策を優先する）ことだけは、ぶれなかったではないか」と首相の説得に当たった。

　町村派の中山成彬事務総長は１日、森氏や町村信孝前官房長官との会合の後、
苦境にあえぐ首相の足元を見透かしたかのように
「（人事に踏み切れば）どうなるかぐらいは首相も分かるだろう。
われわれが支えているからこそ麻生内閣がある」と言い放った。
党幹部は「今回の一件は、首相と森さんの間にしこりを残したのではないか」と指摘する。（以下略）

時事通信（抜粋）　http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009070101113

【政治】 町村派の中山成彬氏、苦境にあえぐ首相の足元を見透かし「人事に踏み切ればどうなるかぐらいは首相も分かるだろう」と言い放つ

【政治】町村派の中山成彬氏、苦境にあえぐ首相の足元を見透かし「人事に踏み切ればどうなるかぐらいは首相も分かるだろう」と言い放つ