阪神大震災で生き埋めになった女子高生（当時）に昔埋めたタイムカプセルから手紙が届く

２１年越しカプセルの手紙は弟に　本人は震災死
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002810988.shtml

　〈２０さいの瑞恵さまへ〉。阪神・淡路大震災で亡くなった西田瑞恵さん＝当時（１７）＝が２０歳の自分にあてた手紙が、
弟で神戸を拠点に活動するシンガー・ソングライター田代作人（さくと）さん（２５）に届いた。小学６年生の時、タイム
カプセルに入れた一通。掘り出してから１１年間、西田さんの親友だった石脇あすかさん（３２）＝三木市志染町青山＝が
大切に保管していた。（大月美佳）
　西田さんと石脇さんは三木市立緑が丘東小学校の同級生。１９８９年、みんなで校内にタイムカプセルを埋めた。
その後、西田さんは神戸市東灘区に転居。震災で自宅が全壊し、亡くなった。
　タイムカプセルは９９年に掘り出された。しかし、学校では遺族の連絡先が分からず、西田さんと仲が良かった
石脇さんが手紙を預かった。石脇さんは神戸市や市民団体に相談したが、結局、届けようがなかった。

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