ニュー速のネタだった便所飯を現実にやってるアホが増えてﾜﾛﾀ

学校に広がる「便所飯」

　先日、ある新聞が「便所飯」という耳慣れない学校習俗について報じていた。大勢の中で食事をすることが苦手な人や一人で食べている姿を他人に見せたくない人がトイレの中で食事をすることだという。

　▼東大や関西学院大など、全国の大学に広がっているそうだ。法政大学の尾木直樹教授の調査によれば、法政の学生のうち２％余りが便所食の経験があると答えたという。

　 ▼これは一部の学生だけの特異な習俗だろうか。筆者にはそうは思えない。十数年前、田辺市内のある高校の教員から、女子トイレに菓子の袋が毎日のように落ちている。女子生徒に聞いてみると、休憩時間に菓子を食べているからよ、といった話を聞いたことがあるからだ。
そのころから、トイレでものを食べる習慣が広がっていたのだろう。

　▼ほとんどの学校のトイレは水洗式になり、清潔な環境になった。腰掛け式の便座も普及し、考えようによっては、ゆっくり過ごせる個室になっている。しかし、排せつをする場所で食事をするというのは尋常とは思えない。

　▼この習俗について尾木教授は、中学校以降の発達段階で、人と交わる生活体験が抜け落ちているからではないかと分析している。諏訪哲二氏が『間違いだらけの教育論』（光文社新書）で取り上げている不登校や引きこもり、ニート問題とも根が通じているのかもしれない。

http://www.agara.co.jp/modules/colum/article.php?storyid=176680
　▼だとすれば「物好きな人たち」として放置できない気もする。